社長コラム

令和5年9月1日

◆ 県民だより「さががすき」8月号で、佐賀県の令和5年6月1日現在の推計人口が、795,378人と記載してあったが、正直、人口80万人を割ったのは明白である。

◇ 今迄の統計で言えば、佐賀県の人口は平成8年(1,996年)の88万5千人をピークに、平成22年(2,010年)4月 1日現在で33年ぶりに85万人を割り込んで84万9,811人になってから着実に減少を続け、それから13年後の今年(2,023年)はついに80万人を割ったことになる。

◆ 処で、〇〇研究所の将来推計に因れば令和12年(2,030年)には74万4千人、令和17年(2,035年)には71万2千人に減る見込みであると発表してあり、人口減少は待ったなしに進んでいくことになる。

◇ そこには出生率の減少と併行して、生産年令人口が減少して少子高令化は加速し、現行の社会保障制度は財源が枯渇して改定を余儀なくされるであろうし、ゆとりを求めた生活基盤は年々崩れていく傾向にある。

 

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