社長コラム

令和6年3月1日

◇ 今月で小生も八十路にあと4年になったが、働いていく事に生き甲斐を感じており、まだまだ現役で仕事していきたいと思っている。確かに加齢に伴って身体の老化は感じているが、好奇心,記憶力,発想力,行動力に衰えがなく、心身の健康を維持していけばまだやれると自信を持っているからである。

◆ ビートたけし氏(1947年1月~)が、最近緊急出版した『ニッポンが壊れる』という小学館新書、まさしく同世代(同氏が一学年先輩)が執筆したその内容その表現方法には類するものが多く読破した処であるが、同氏も仕事を辞める気はさらさらないと終わりの文面で閉じている。

◇ 日本の2023年GDPが円安,物価高の要因でドイツに抜かれ、世界第4位になったと2月15日内閣府が発表したが、現下の政治経済情勢であれば一段と縮小していく様相であり、応急措置的な政策では内需の拡大には結びついてこないと思っているし、雇用を創出して国民の勤労意欲を醸成して、国民一人一人が働いていく事だと思っている。そうしていけば消費性向が上昇して内需の拡大に結びついていくと考えるからである。

◆ そして、今後日本では人口が減少し続け、限界集落が一段と加速していく中に、荒廃した農耕地,森林整備が全く行われていない山林が増えて、そこに通じる林道はまさに草木の繁茂で獣道と化してきているが、そういう分野には今後も再生の道は閉ざされたまま進んでいくのだろうか?『ニッポンが壊れていく』所以がそこにあると考えるし、少しでもそういう場所に奉仕の精神で草刈機(チェンソー)を使ってきれいにしていく為働いていこうとも考えている。

 

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